土地購入で知っておきたい日影規制とは?内容や注意点も解説
マイホームを建築するときには、土地選びを慎重におこなわなければなりません。
土地に建築制限がかかっていると、希望の住宅を建てられない可能性もあるので注意が必要です。
そこで今回は、土地購入で知っておきたい日影規制とは何か、注意点や北側斜線制限について解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買物件一覧へ進む
土地購入で知っておきたい日影規制とは
日影規制とは、日影による中高層建築物の制限です。
読み方は「ひかげきせい」や「にちえいきせい」といい、一定時間以上の日影が生じないよう建物の高さを制限します。
この制度の目的は、心地良い暮らしを阻害されないよう周囲の日照を確保することで、冬至の午前8時から午後4時までが測定基準です。
日影規制の対象となる区域には、商業地域・工業地域・工業専用地域以外の用途地域があります。
また、地方公共団体の条例で指定する区域に適用されますが、どの種別の規制になるかは自治体によってさまざまです。
購入予定の土地が規制の対象かどうか、事前に確認しておくと良いでしょう。
▼この記事も読まれています
不動産の販売形態にはどのようなものがある?購入の流れや注意点も解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買物件一覧へ進む
土地購入で知っておきたい日影規制の注意点
日影規制で適用される制限の内容は、用途地域の種類によって異なるのが注意点です。
とくに、第一種低層住居専用地域は制限が厳しく、軒の高さが7m以上あるいは3階建て以上の建物は建築規制がかかります。
3階建てのマイホームを検討している方は、日影規制の有無を確認しておきましょう。
なお、日影の計測時は、地面を対象としていません。
建物内に光が入るかどうかを測定するため、窓の位置が重視される傾向にあります。
数値上は日影の時間が短くても、地面は暗いままといったケースも多いので、土地選びのときには注意しましょう。
土地を決めるときは、実際に足を運んで現地を確認することが大切です。
▼この記事も読まれています
不動産の購入時に受ける重要事項説明とは?ポイントや注意点をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買物件一覧へ進む
土地購入で知っておきたい北側斜線制限とは
北側斜線制限では、北側隣地にある住宅の日当たりを配慮します。
適用対象となる区域は「第一種・第二種低層住居専用地域」「第一種・第二種中高層住居専用地域」「田園住居地域」です。
制限が適用されたときは、敷地の境界線から垂直に5mまたは10m上がった先の高さで一定の勾配を付けて、隣地の建物に太陽が当たるように設計します。
ただ、北側隣接地の状況によっては、規制内容の緩和措置が認められる可能性があるので、希望の住宅が建てやすくなるでしょう。
とくに、自宅の敷地地盤が北側隣地より1m以上低いケースや、敷地の北側に面する道路の反対側が川などに接するケースは緩和対象となる可能性があります。
▼この記事も読まれています
不動産を購入する際のローンの種類は?選び方のポイントをご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買物件一覧へ進む
まとめ
日影規制とは、一定時間以上の日影が生じないよう建物の高さを制限する制度です。
なかでも第一種低層住居専用地域は制限が厳しく、軒の高さが7m以上あるいは3階建て以上の建物は建築規制の対象となります。
その他の規制として「北側斜線制限」があり、対象となるエリアは北側隣地にある住宅の日当たりを配慮しなければなりません。
世田谷区を中心に一都三県の不動産売買のことなら株式会社スマイリッシュにお任せください。
建築と不動産のエキスパートである弊社は、お客様の「夢を現実に」をモットーとしており、お客様の要望に対して真摯に対応させていただくことをお約束します。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
世田谷区の売買物件一覧へ進む